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コミックマーケット63

(2002年12月28日〜30日、東京ビックサイト)

今回は、昨年より、かなり寒く、最初の写真は、午前7時半頃で、風が吹く、心底寒いので、座ってじっと我慢の子でした。 今回は、一般参加の列で、開場時間に拍手が上がらなかった(28日)。あのアニメも廃れたか。 ちなみに、三日目は、同じ時間に付いたもの、列が2つ分後ろとなった。皆さん全般、早めに来たようだ。 女性の数は、前2日間は半々程度だったが、3日目(ジャンルが男性向け)は、さすがに、男性の方が多かった。

上写真は、企業ブースコーナの会場風景です。定番のキャラグッツ販社のブースや、PCゲームメーカブースが並ぶ。
下写真は、コスプレコーナーの風景です。広場だけど、いつも鮨詰め。 年々、男性(大男)の女装コスプレが目に付くが、見たくなーーーい! 
下写真は、サークルコーナ。でも、いつも鮨詰め。 3日目は、男性向けが集まっている内、アダルト系が例年に比べて大分、増えているような気がする。 爆笑するようなギャグとコメディーが欲しい!
今回、ゲットしたもの(一部)は、以下に、掲載! 
製作中(12月30日掲載予定)
あとがき: 今回、サークル参加で申込みをしたが、残念ながら、落選。次回の夏へ最終日、再チャレンジで、申し込んだ。当選結果は、春あたり。
さて、3日間全般に渡って、夏よりは開場前の待ち人数は、少々、少ないようだった。出展者は、例年程度で、3日間累計3万数千件あるとのことだ。徹夜組もいるかもしれないが、早い方で、5時半ぐらいの人もいるようだ。列の前半に入るには、遅くても、朝6時前でないとだめらしい。

漫画業界でのコミケって、マイナーリーグかな。当然、メジャーリーグは、メジャー漫画雑誌など。 それぞれの特徴は、メジャーリーグは、大量出版、大量消費。マイナーリーグは、少量出版、少量消費と、対極的だ。 それぞれの特徴が、経営主体に合っているか、よく考えていただきたい。 最近では、市場規模からみて、マイナーリーグの総売上も、メジャーリーグからみて無視できない規模となって、 どうにか市中に納めたいと考えて、著作権保護などを理由に、圧力をかけようとするものいるかもしれないのだが、 上記特徴をそれぞれ追求している事業体が、手を出すには、全く相容れない危険性が高いし、 まして、収益を上げられるという見込み自身、全く、おかしいのである(但し、新たな作品性のないコピーは、著作権保護の純粋な対象であることは、もちろんである)。 全く、「他人の水は、おいしい」と同じで、全く根拠がない。無理強いすれば、全く市場が消失する危険性の方が高いのである。 例としては、総論として、年間3兆円規模のパチンコ業界も、各論であるパチンコ店では、赤字が多いというのは、知るところである。 メジャーリーグとしては、マイナーリーグからの新人発掘を行う方が、むしろ、得るものが大きいと思われる。 大体、植物のように、種を埋めて、必要な果樹を得られるものでなく、全く自然発生なものであり、そのための混沌とした世界を、 あえて作ることが、有望な新人を発生させる確率を高くする手段と思われるのである。 現状、方法論として確立されうるのは、新人として発掘されたあと、メジャー作家まで育てることの方法論であろうし、その工程を、 メジャーリーグが関与すべきことと、なんとも思われる。実際、以上の話は、現状そのものと思われるが、再認識して、 市場の全体の成長のために必要なことを理解して、それそれの立場がアクションすることを、全く希望するのである。 目先の判断で、市場全体が、縮小方向へ向かうのは勘弁してほしいものだ(これこそデフレスパイラルの狂言ともなる)。
最近、想像する脅威から

(C) 2002. Hirofumi Inomata