
国際放送機器展 (Inter BEE 1996)
| 日時: | 1996年11月15日 |
| 場所: | 幕張メッセ |
| 見学者: | 猪股 |
概要と感想
どうも、インターロップと同じで、規模は大きいが、うちわ受けのショーみたいでした。主催は、エレクトロニクスショーと同じ。ソニーがベータカムSPなどで独占しているのに、非常に多くの出展がある。つまるところ、小さな隙間で、多くの企業が、過当競争真っ只中という状況とうかがえます。さらに、出版社の出展も、市場調査関連のものは、皆無。まさに、閉塞している市場(成熟済み)という感じです。将来的に、この市場規模が伸びるとは、全く感じられなかった。大まかに言って、参入するには、即、金になって、かつ、他には真似できない特殊技術を持っていないと、生き残ることは出来ない。あぶない市場の一つだ。
今回は、写真は取っていないので、webへは、文章のみです。
展示で目に付いた物
特に放送機器と関係が無いものもありますが、あんまり無かった。
- SGIのO2
筐体がかわいいので、欲しくなってしまうのだが、アイリスなんて個人では、ソフトも高いし、悲しい。ビデオのm-jpegコーデック標準装備みたいです。
- テクトロのベータカム互換のディスクレコーダ
RS422の制御からベータカムと同じで、それと置き換えて使用できる。また、パソコンとしても使えるようで、カットの管理が、少々できる。
- 松下やソニーのDVCPROやDVCAMの4倍速レコーダ
速いことは良いことだ。特に、ソニーでは、4倍速のキャプチャもノンリニア編集器に搭載していた。
- エヌケーエクサのJALEO
SGIのインディゴ2でも非圧縮ビデオ編集ができるんだ。
もらった物
- NK EXAの2m巻き尺
- MAXELLの120分間VHSテープ
以上
(C) 1996. Hirofumi Inomata