戻る
NICOGRAPH 95/ MULTIMEDIA 95
01 |
- 見学者: 猪股宏文
- 日時: 1995年11月21日,22日
21日は、アミューズメントCGシンポジューム, 22日は、展示会とCGフィルムショーを見ました。
- 場所: 幕張メッセ
|
アミューズメントCGシンポジューム
(アミューズメトCG映像をとりまく最新環境)
- (パート1)ビデオゲームナウ
- モーションキャプチャから始まって、各開発過程で、ゲームの映像が完成するまで、各ゲーム映像をビデオで紹介。
- セガ「セガ・3DCGゲームの可能性」
バーチャレーシング(1992)からバーチャファイタ2(1993/12)までの
開発経緯とバーチャファイタの開発過程の紹介。2Dゲームから
3Dゲームになって、開発が効率的にできるようになったとか。
バーチャファイタ1が2年で、バーチャファイタ2は、1年未満
だった。
- ナムコ「リアルタイム処理と映像クオリティの両立」
3DCGを支える主な画像処理技術とリッジレーサの開発過程の紹介
- (パート2)シリコンスタジオ「次世代のゲームオーサリング環境とマルチマスタリングへの展開」
- DWP(デジタルワークプリント)を核とした、ファイヤーウォーカ
というゲーム・オーサリングツールの紹介。オブジェクト指向的で、
プログラミングなしで、PCや、ゲームコンソールで動くものにできる
とか。ファーストリリースは、Windows95用で、PlayStationなども
現在、検討中とか。あと、Keystoneイニシアチブを、結成している
そうです。
- (パート3)ディスプレー・デバイスの最新動向
- 欠席
具体的な内容が、知りたい方は、来年でも、参加しましょう。
余談
(カトマ)が講師だとかで、偶然にも、通路で、会いました。
MULTIMEDIA95の展示会場で、アップルがDuo2300を展示していました。
カラー液晶とトラックパッドになった以外は、外見は、変わらなかっ
たです。アップグレードが15万円の液晶そのままと、買い直しと、
どっちがとくかな?
展示場風景
両日とも、展示会場は、混んでました。
02: 日立ブース
03
04
05
06
07
08
ソリューション・ステージ
- リアルタイム3Dアニメーションシステム「CLOVIS」の紹介
仮想役者というものか? モーションキャプチャ(これって
何優っていえば良いのやら)と声優が、電子的役者に命を吹き
込むといった感じ。リアルタイムで、実写と同期して、番組を
作る過程を、ビデオで、解説。CLOVISは、オキシーのマルチ
プロセッサを効率的にスケジュールして、上記の処理(GLの処理)
を行えるソフトだそうです。
CGフィルムショー(1995.11.23)
全部で、42件のCG映像を、90分間で、放映。内容は、良いも
のから、良くないものまであって、良くないものは、技術に溺れて、
シナリオやテーマにが、破壊的だったり、うっぷんの捨て場のよ
うな映像だった。幾つかよいものもあって、
- MARTELL-THE ART OF COGNAC, 3D COMPUTER ANIMATION-601 FX, LONDON
- バドワイザーの宣伝映像
- ディズニー
などが、良かったかな。1〜2分間ぐらいで、どんどんかわるので、
良いと思って、でれだったか余り覚えていないのが、残念。
(C) 1995, Hirofumi Inomata